実際にパートナーが浮気をしていると明らかになったとき、まさかうちに限って、と思う方は少なくありません。
そして、その場の感情に任せてすぐさま離婚を突き付けてしまう人も中にはいます。
しかし、そこは一旦落ち着いて冷静に対応しましょう。
浮気がバレてしまったほうも感情的になりやすいので、お互いが感情的になってしまったら話し合いが平行線をたどってしまいかねません。
今回はパートナーに浮気されたときに備えて踏まえておくべき知識を紹介します。
目次
パートナーに浮気されたら離婚?それとも復縁?
まず浮気されたら、そこから自分はどうしたいのか、という気持ちを確認するようにしましょう。
そこを明確にしていないままパートナーを問い詰めても良い結果は生まれません。
何も考えないまま浮気したことを怒ったとしましょう。
激情した相手から、じゃあ離婚しよう、と言われたらどうなるでしょうか。
きっと、感情的になって離婚してしまう可能性が高いです。
もしかしたら復縁できる可能性もあったにもかかわらず、そうなってしまうのはもったいないです。
そうならないためにも、パートナーのことを今も愛しているのかを確かめましょう。
パートナーを愛しているのならば自分とやり直せないか、ということを真摯に話し合うべきです。
逆に、浮気されたことで気持ちが冷めてしまったのならば離婚を前提として話し合いを進めましょう。
浮気の証拠はしっかりと調べよう
まずパートナーが浮気しているかもと思ったとしても、すぐさま問いただすようではいけません。
明確な証拠がなければ相手はしらばっくれることが可能だからです。
そして、これまでの浮気の形跡を消し、証拠が得られにくくなってしまうでしょう。
そうならないためにもまずは綿密に浮気の証拠を調べなくてはいけません。
一昔前は浮気の証拠を調べるにも一苦労でした。
しかし、今では通信記録が明確に残る携帯電話があるので証拠調べには苦労しません。
もっとも、最近のスマホはパスコードを入力しなければならないものが一般的です。
しかも、パスコードを何度も間違えてしまったら一定時間操作がロックされてしまうものも少なくありません。(関連:浮気の疑いでiphoneのパスワードのロックを解除は可能?)
そのため、スマホを調べる際にはパートナーがパスコードを入力する様子をこっそり覗くなどしておきましょう。
最近では電話やメールなどを使わず、SNSやLINEのような通話アプリを使う人も増えてきました。そこに残っている通信記録を元に、浮気をしていないか慎重に調べていきましょう。
位置情報、GPS機能などスマホを活用した浮気調査
最近ではGPSという今いる場所をリアルタイムで知ることができる位置情報探知機能が普及しています。おすすめはできませんが、この機能は浮気調査にも活用できます。
GPS機能の付いた機器をパートナーのカバンなどに入れておけば、今パートナーがどこにいるかをリアルタイムで調べることができます。(関連:iphoneの位置情報は浮気調査に使える?設定方法と活用の仕方)
たとえばラブホテルなどにいるのであれば、間違いなく浮気していると見ても良いでしょう。
こうした利便性から、自分は浮気していない、という証拠のためにパートナーにGPSを使わせている夫婦も増えてきています。
もっとも、こうした調査はプライバシーの侵害にも当たる行為とされています。実際に利用する際は相手に激情される可能性も考慮しておくようにしましょう。
証拠写真を撮るのは一般人では無理?
ここまでは通信記録などから証拠を集める方法を紹介してきました。これらの方法よりもより強い証拠として挙げられるのが写真です。
たとえばラブホテルに浮気相手と入る写真などを突き付けられれば、間違いなくパートナーは浮気を認めるでしょう。
とはいえ、一般人が週刊誌のカメラマンのように尾行することはなかなか大変です。
なによりパートナーには顔がバレているわけですから、街中などで出くわしてしまったらすぐに尾行していることが露見してしまうでしょう。
尾行して確実な浮気の写真を撮りたい、という場合は専門の探偵などに依頼したほうが良いでしょう。
【関連】旦那の浮気の証拠がつかめない…有力な証拠を掴む方法を解説
浮気調査の費用は慰謝料と相談
ここまでは個人でできる範囲の浮気調査を見てきました。しかし、スマホの通信記録やGPSなどでは証拠能力としては限界があります。
また、調査の方法によっては逆に浮気をしているパートナーに訴えられて賠償責任を背負わされることになりかねません。
より安全に確実な証拠を得たいときには、やはりプロである探偵に任せるのが一番です。
依頼料の相場は探偵によって異なりますがが、数十万程度で依頼を引き受けているところがほとんどです。
それだけの費用をかけてまで調査をする値打ちがあるかどうかを事前に検討するようにしましょう。
有効な証拠があれば、浮気相手などに慰謝料請求をすることも可能です。
そのときに得られる慰謝料で依頼料が払えるようなら、浮気調査をする価値は十分にあります。
一方で、慰謝料が得られる見込みがないようなら、残念ながら浮気調査を依頼するべきではありません。
まずは探偵事務所に相談したうえで、本当に調査をお願いするべきかを考慮するようにしましょう。(関連:【動画で紹介】探偵が行う浮気調査のリアルな内容とは)
探偵事務所選びは慎重に行おう
探偵に調査を依頼すると決まったら、次はどこの事務所に依頼するかを決めましょう。
といっても、近くの事務所であればどこでも良い、というものでもありません。
基本的には「浮気調査の実績が豊富」で「料金体系が明確」な探偵事務所を選びましょう。探偵事務所によっては、後から追加料金を加算し、思っていたよりずっと高額な料金になってしまうパターンもあります。