現在、コロナで旦那が家にいることが多くなり、お互いストレスが溜まり離婚するケースが増えているようです。
リモート出社のせいで、夫婦で自宅で過ごす時間が多くなり、今までは我慢できていたものが、もう耐えられない、という夫婦が多いようです。
離婚については、2020年夏ころから微増しているといえるでしょう。
お互いに原因があれば、納得して離婚を選択する夫婦もいると思いますが、中には「旦那が浮気相手に夢中になり、離婚をしたいと言われた。」というケースもあります。
【関連】浮気した夫から離婚したいと言われても耐えている方いますか?
今回は、浮気をしている旦那に離婚を求められたときの対処方法をご紹介します。
目次
浮気をしている旦那に離婚をしたいと言われたときの対処法
離婚をしたくない場合
まず、浮気をした旦那は「有責配偶者」というものになります。
有責配偶者とは、離婚原因を作ったことに責任のある配偶者です。典型的な有責配偶者は「不倫」や「DV」をした配偶者です。
有責配偶者からの離婚請求は基本的に認められません。ですので、妻側が離婚を認めないのであれば離婚は成立しません。
しかし、「旦那が浮気をする前から別居していて、すでに夫婦関係が破綻していた」ケースだと、離婚が認められる場合があります。
離婚をする場合
旦那の浮気が原因で離婚する場合は、妻は有利な条件で離婚することができます。
例えば、慰謝料を相場以上の金額で得られたり、住宅の所有権などを妻に渡すケースなどもあるようです。(関連:不倫の慰謝料相場はいくら?金額が左右されるポイント)
しかし、明確な浮気の証拠がなければ、慰謝料の請求が難しくなる場合もありますので、まずは「浮気の証拠」をしっかり取っておきましょう。
また、離婚をする場合は、弁護士などの専門家に相談することをおすすめします。
離婚をせずに夫婦関係を修復するには
妻が離婚をしたくないと言っても、旦那が離婚を決意して気持ちが変わらない場合は、夫婦円満に過ごしていくことは難しいでしょう。
このような状態から夫婦関係を修復するための方法をご紹介します。
浮気相手との関係をいち早く切る
浮気が発覚してから夫婦関係を修復するには、まずは旦那と浮気相手の関係を1日でも早く切らなければなりません。
関係を切るために有効なのが、浮気相手に「接触禁止」の約束を結ばさせる事です。「連絡、接触をしない」という条件はもちろん、「約束を破ったら違約金を支払う」などの条件も記載できます。
ただ、浮気相手が合意しない場合もあると思いますので、可能であれば弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士からであれば、浮気相手は素直に応じる可能性も高くなり、法的に有効な書面を作成してもらうこともできます。
別居などで一度時間を置くことも考える
あくまでも浮気相手との関係を切ってからの話ではありますが、一度別居をしてお互い冷静になるまで時間を置くことも検討しましょう。
感情的に話し合っても、関係はますます悪くなります。
しかし、別居をすることで浮気が再発してしまう可能性もありますので、あくまでもお互いが冷静になり気持ちが落ち着くまでの短い期間にしましょう。
夫婦で話し合い原因を考える
なぜ浮気をしてしまったのか、したくなったのか、夫婦で一度話し合い原因を考えましょう。
例えば、セックスレスなどが浮気の原因になってるパターンも多いですし、浮気相手から積極的にアプローチされ関係を持ってしまうこともあります。(関連:セックスレスの原因と解決策|浮気/離婚する前にやるべきこと)
浮気の理由を聞くのも辛いとは思いますが、相手の言うことを冷静に受け止め、これからどうすべきかを考えましょう。
また、信頼できる第三者などを交えて話し合いをするのも良いでしょう。
客観的な意見を聞けますし、第三者を入れることで感情的な話し合いになることを防ぐことができます。
まとめ
浮気をしている旦那から離婚を言われた際は、妻側に離婚するのかしないのか選択する権利があります。
ですので、まずは「離婚するのかしないのか」を慎重に考え、離婚するのであれば弁護士に相談し、離婚しないのであればどうすれば「夫婦関係を修復できるか」を考えましょう。